2018年3月23日金曜日

エドヒガンは氏邦桜

寄居町の名勝、玉淀河原を見下ろす場所に、かつて北条氏邦が居住した鉢形城の跡があります。
今では鉢形城公園として整備され、鉢形城歴史観では当時を学ぶ資料も見ることができます。
園内には、町の天然記念物・樹齢150年を超えるエドヒガン桜があり、ちょうどカタクリと時期を同じくして勇壮に咲き誇ります。

3月下旬には桜湯のふるまいもあり、花見の人が巨木を見上げながら春を満喫します。
今年、町の公募でこのエドヒガンの愛称が決まり、「氏邦桜」と名付けられました。





近くには何か所か、町の花であるカタクリの群生地があり、桜と合わせて春らしい優美な姿を見せています。
この氏邦桜を背景にみるカタクリは、ほかのどこのカタクリより美しく見えます。








今の期間は、夜のライトアップもあり、一日中氏邦桜の姿を楽しむことができます。









まだまだ咲き始めたばかりのエドヒガン、氏邦桜。これからしばらくは鉢形城址へ通うことになりそうです。








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