2018年3月6日火曜日

武蔵丘陵森林公園の早春 ~春告げの花々~

武蔵丘陵森林公園は、寄居町の隣、比企郡小川町にある広大な国営の自然公園です。

この日は日本野鳥の会埼玉支部の探鳥会に参加し、午後は一人で花を求めて園内を散策して歩きました。
梅林が花盛り。平日だったので、人もまばらで梅のいい香りだけが漂っています。


園内にはさまざまなエリアがあり、ハーブガーデンや梅林、山野草コース、ヤマユリの小径など、四季折々の花や木々を楽しめます。
まさに山野草の咲き始め。
キクザキイチゲやオオミスミソウのかわいらしい姿が、そこここに見受けられます。





疎林地帯の木々の間で、かわいいシジュウカラが近づいてきてくれました。


オオミスミソウは雪割草。何日か前の大雪にも負けず、しゃんと顔を上げています。



カタクリは寄居町の町の花ですが、寄居町ではまだ咲いていません。森林公園の日当たりや気候がいいのでしょうか、もう斜面にたくさんの紫の花を咲かせています。まさに春の妖精、スプリングエフェメラルの女王のようです。


キクザキイチゲの凛とした美しさ。



春の訪れを告げる山野草は、桜のような華々しさはありませんが、厳しい冬空からそっと差し込む柔らかな陽光のように、安らぎを感じさせてくれる愛しい花々です。
まだしばらくは早春の花たちを楽しめます。



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