寄居町からほど近い、秩父市小鹿野町に、関東最大級のセツブンソウの自生地があります。
町の人たちに大切に守られたエリアには、セツブンソウと時期をほど近くしてアズマイチゲも咲き誇ります。春を告げる花、スプリングエフェメラル、春の妖精などと呼ばれる花はあまたありますが、何にも先駆けて白い小さな花を咲かせるセツブンソウが私は大好きです。
白い花びらに見えるところは、実はガクで、花は中のほうの黄色い部分だそうです。
準絶滅危惧種であるセツブンソウの花言葉は「気品」「微笑み」などその姿にふさわしいもの。そして、「人間嫌い」なんて言葉もあります。こういうとこが好きですけど(笑)
白い花が一面に広がり、ため息が出るほど美しいです。雨上がりだったので、小さな花に水滴が落ち、濡れた落ち葉や緑のコケも鮮やかに光っていました。
珍しくザゼンソウもちらほら咲いていました。座禅をしている僧に似ているという花ですが、かまくらにいる雪ん子のようにも見えます。
このあと、アズマイチゲにバトンタッチするころ、またふらっと寄ってみます。
ここには今年初めて行ったのですが、同じ山の中にダリア園もあり、これがまた大変すばらしい場所です。時期になったらまた必ず訪れたいと思っています。
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