東秩父村の「花桃の郷」は、本当に桃源郷と呼ばれ、またそれにふさわしい美しさです。
大内沢地区全体を梅、桃、桜が覆っています。
どこを見回しても、夢のような花の村です。
花桃は、花を観賞するために改良された桃で、赤、桃色、白など、かわいらしい花をたくさん見せてくれます。
日当たりのいい山郷の大内沢では、3月もわりあい早く咲き始めるようです。
村の中を順路表示に従って歩くと、効率よく各所の花桃を楽しめます。
広い空と、緑の山々と、桃色の大地のコントラストが美しい、絵のような村。
観光客やカメラマンが朝早くから、自宅の軒先をうろうろするのは気の毒な気がしますので、できる限りやかましくなく控えめに観光して欲しいものだと、大きなお世話かもしれませんが(笑)
花桃のかわいらしい花には、ミツバチも寄ってきています。
村の中央の見晴らしのいい高台には、鎮守さんでしょうか、静かな神社があり、桃色に染まる村を見守っていました。
のどかで、静かな村ですが、休日にはかなり混むそうです。
私が訪れた日は平日でしたが、それでも早朝から何台かの車が止まっていました。
澄んだ空気のなか、煙るように咲き誇る花桃を見ながら、ゆっくりと村を散策してみてはどうでしょうか。
まだまだ見ごろは続きます。これこそが桃源郷です。
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